開発をはじめたきっかけは?

開発を本格的に始めたのは高専に入学してからです。プログラミングの授業だけでなく、何か自分なりのチャレンジをしたいと考え、学内イベント向けに、Kinect等のセンサーを使った体験型作品をチームで制作しました。この経験が技術探求とチームでのモノづくりの面白さの原点となり、関連するゲーム開発、VR、VTuberといった領域へと興味を広げて今に至ります。

学生時代に熱中していたことは?

学生時代は、ゲーム・アニメ・漫画といったエンタメ全般に深く熱中していました。同じ趣味を持つ友人が多かったため、ソーシャルゲームやオンラインゲームをチームでプレイすることも多かったです。本格的な開発を始めてからは、興味がある技術で何かを作ってみたり、VTuberが好きだったのでエンジニアとして関わってみたり…様々なことをしていました。

サイバーエージェントに入社を決めた理由は?

自身の原体験から、エンタメに関わる仕事に就きたいという思いがありました。様々な方とお話しする中で、社員一人ひとりの人柄や考え方が非常に魅力的だと感じ、このチームの一員になりたいと思いました。内定後も、たくさん話を聞く機会をいただけたことで、働くイメージが明確に湧いたことが最終的な決め手です。

数ある事業部の中から、SGEに決めた理由は?

別の事業部も見ていましたが、内定者アルバイトとして所属したColorful Paletteでの経験が決め手になりました。作っているコンテンツや社員の方々のモノづくりにかける熱量に魅力を感じ、SGEへの配属を希望しました。

入社後のギャップはありましたか?

入社前は、組織間の独立性が高いイメージでしたが、実際には、子会社の垣根を超えた横断的な取り組みが想像以上に多く驚きました。私自身も、入社2年目に「3DX」という横断組織を提案・立ち上げた経験があります。当時は、グラフィックス技術が急速に進化する中で、子会社間の連携に課題を感じていました。そこで、3D技術の活用促進や技術知見の共有を通じて、事業部全体の技術力向上を目指すことを目的に立ち上げました。若手社員の提案であっても、組織にとって必要だと判断されれば採用されるという組織文化にも驚きました。

今の仕事内容とやりがいは?

新規開発タイトルのグラフィックスエンジニアリーダーとColorful Palette全体のグラフィックスエンジニアのマネージャーを兼任しています。エンジニアとして基盤の設計・開発やクリエイターとの協働を行いつつ、マネージャーとしてチームの成果に責任を持っています。やはり自分が試行錯誤して作ったコンテンツがユーザーの皆様に届き反応をもらえた時にやりがいを感じます。最近はチームメンバーの成長を感じられた時にも別の大きな感動とやりがいを得ています。

今までで一番印象に残っているプロジェクトや出来事は?

『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の「コネクトライブ」という機能の開発が一番印象に残っています。この機能はアプリ内でキャラクターたちとプレイヤーがリアルタイムで繋がるライブ体験を提供するものです。自分は機能の立ち上げメンバーとしてコンセプトを実現するためのシステム全体の設計や開発リード、ワークフローの構築などを行なっていたのですが、実現難易度が高いものを作り上げる達成感・それがユーザーの皆様に届いた時の高揚感・さまざまなチームや関係会社様と連携する経験など、多くのものを得ることができました。

SGEで身につくスキルは?

良い意味で本人次第なのではないかと思います。意欲のある若手に裁量が与えられ、その裁量を超えたチャレンジをすることもできます。その中の成功・失敗で経験値を積んでいきやすい環境だと感じています。

今後の目標は?

Colorful Paletteの届けるクリエイティブのクオリティを技術・組織の両面で支えられるようになることです。昨今ゲームに求められるクオリティの水準は上がり続けていますが、その中で会社として技術を磨き、自分たちが生み出すゲームを通じて、ユーザーの皆様に感動を届けられるような組織を実現したいです。

業務割合

キャリアポジション