開発をはじめたきっかけは?
プログラミングを本格的に始めたのは大学1年生からです。中高時代にハマっていたフリーゲームへの熱量から、春休みを利用して個人で小規模なゲームを作成し公開しました。その後、「誰でも、どこからでも触れることができる」というWebアプリの特性に魅力を感じ、大学2年の春休みには技術ブログライクなWebサービスを開発しました。
学生時代に熱中していたことは?
熱中していたのは、学生時代から今も続くものづくり全般です。特に絵を描くことや物語を創ることに夢中になり、高校時代は、授業そっちのけで落書きばかりしていました(笑)。キャラクターや世界観、物語をゼロから創り上げる一次創作に特に魅力を感じ、二次創作と並行して積極的に取り組んでいました。創作のインスピレーションを得るために、哲学・倫理学・言語学など幅広い分野にも触れ、大学でも学びました。そうした知識が、創作の糧になっています。大学1年生のときには、音楽や効果音を除くほぼすべての要素を自作したゲームを開発しました。今振り返ると足りない部分もありますが、時間を忘れて夢中で取り組んだ、思い入れのある創作活動のひとつです。

サイバーエージェントに入社を決めた理由は?
一番の決め手は、参加したインターンシップでの経験です。バックエンド開発を本格的に始めるきっかけにもなりましたし、何より、交流ランチやメンター社員の方が、心から楽しそうに仕事の話をしていたことが強く印象に残りました。小学生の頃から触れていたアメーバのサービスから「この会社ならWeb系で面白いものが作れそう」というイメージもありました。最後は、一番仕事を楽しめそうな会社だと思い、入社を決めました。
数ある事業部の中から、SGEに決めた理由は?
「作ったコンテンツで勝負する」という熱量の高さを強く感じたからです。もともとメディア事業を志望していましたが、内定者アルバイトを経験した結果、SGEの開発現場により深くコンテンツを作っている実感がありました。特に、開発チームの雰囲気が非常に良く、社内の活発な意見交換や、開発中のゲームを本気で楽しんでいる人たちの熱量に触れ、ここでキャリアをスタートさせたいと思いました。
入社後のギャップはありましたか?
内定者バイトを経験していたからか、大きなギャップはありませんでした。通常開発における賑やかさ、意見交換の活発さもあり、運用で障害が起きたときも各所連携や解消に向けて動くことに全力を入れて、空気が悪くなるようなことは全くなかったので、かなり安心感がありました。

今の仕事内容とやりがいは?
現在は、バックエンドエンジニアとして、新規プロジェクトにおけるバックエンドからインフラまで見ています。やりがいは、ゲームを実際に触ったユーザーの皆様が「楽しい」「すごい」といった感想を持ってくれること、またその体験を事故なく届けられた時です。運用タイトルにおいては、電車や待ち時間などに触っているユーザーの方も多く、やりこんで楽しんでくれていることを肌で感じられることが多いですし、ゲーム内のリアルタイムライブのような体験を大きな事故なく終えられたときは本当に嬉しかったです。また新規の開発においても、社内メンバーに遊んでもらった時に、驚きやワクワク感を感じてもらえていると積み上げてきて良かったと感じます。
今までで一番印象に残っているプロジェクトや出来事は?
『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の「コネクトライブ」というゲーム内のリアルタイム配信のライブにおいて、初めて大きな事故なく終えられたときはすごく印象に残っています。私は、マルチプレイ基盤やオンラインライブ会場の状態管理サーバーの開発を担当しました。最初のβ公演は本当に不甲斐ない結果となってしまって、ほとんどのユーザーの皆様がライブを視聴できないような状態でした。つくったものを届けられなかった悔しさをかなり引きずりそうだったのですが、翌日からすぐにどう良くしていくか、どう修正していくのかに考えをシフトしているチームメンバーの動きをみて気持ちを切り替えて走り出せました。失敗した後に次はどうすれば防げるのか、もっと良くなるのかを考え続ける姿勢をすごく学んだ経験だと思います。
今後の目標は?
Colorful Paletteらしいゲームを作ることに集中できる状態・チームを作っていくことです。ゲーム開発において、面白さを追求する部分はかなりコアとなる部分ですが、それを支えるための基盤やノウハウ、セキュリティ対策なども欠かせないと思っています。面白さやクオリティをより追求していくための環境を作っていければと思っています。チーム作りの観点では、やりたいことやチャレンジを支え合いながら実現できるチームを作りたいです。また、ただ実現するのではなく、どうしてそれをやるのか、それは自分たちのチーム・プロジェクトにマッチするかなど思考した上でチャレンジできるような開発チームを作っていきたいと思っています。
業務割合

キャリアポジション
