サイバーエージェントに入社を決めた理由は？
ゲーム・メディア・広告・DXなど多様なドメインで事業を展開しながら「AI Lab」という国内有数の研究機関を内包している点に大きな魅力を感じました。研究フェーズから実際の事業応用までを一気通貫で推進できる要素が揃っており、”研究と事業をつなぐ”という自分の理想的な働き方が実現できると思いました。また、風通しが良く、意思決定が非常にスピーディーな社風も決め手でした。ベンチャー的な機動力と、大規模な研究機関という両方の強みを兼ね備えたこの環境で、AIの新しい応用領域を切り拓いていきたいと考え、入社を決断しました。
数ある事業部の中から、SGEに決めた理由は？
ゲーム・エンターテインメント×AI という未開拓の領域に挑戦できることに惹かれました。当時、SGEにはまだML/DS職が存在せず、ゼロから環境を構築できるフェーズでした。そうした立ち上げ段階から関われる機会は貴重で、チャレンジングな環境で自分自身の技術力や推進力を成長させたいという思いからこの道を選びました。また、複数の子会社の豊富なタイトルへAI活用を推進する横断組織として、一つのプロジェクトに閉じず、幅広い課題に挑戦できる点も魅力だと思います。さまざまなゲーム開発・運営現場に関わることで、AIが価値を発揮できるポイントを複眼的に探索できると感じ配属を希望しました。
今の仕事内容とやりがいは？
ミッションは、次世代のゲーム開発と次世代の体験を生み出すことです。ゲーム・エンターテイメント業界におけるAI活用は、まだまだ未開拓の領域が多く残されており、研究開発や実導入プロジェクトのそれぞれが 「世界初」や「未解決の課題」 に直結する可能性を秘めています。挑戦的な課題に挑みつつ、その成果をリアルタイムに体験として人々に届けられるのは、この組織ならではの大きなやりがいです。
SGEで身につくスキルは？
ゲームは、音楽・映像・物語・インタラクションなど、複数の表現領域を統合したマルチモーダルな総合エンターテイメントです。そのためSGEのAI開発では、自然言語処理から画像生成、音声合成、強化学習に至るまで、幅広い技術に横断的に取り組むことができます。さらに、単なる効率化や最適化にとどまらず、「面白さ」や「心地よさ」といった体験の本質を生み出すことが求められます。そうした環境の中で、職種の枠を越え、技術とクリエイティブをつなぐ新たな可能性を切り拓く力を培うことができます。
今後の目標は？
ゲーム領域におけるAI活用を広げ、国際的な競争力の向上に寄与することを目指しています。ゲームはAI研究にとって創造性と多様性に富んだ分野であり、この領域で成果を発信することで、日本発のコンテンツやAI研究の存在感を高めたいと考えています。その実現に向けて、AI×ゲームに携わる人材を増やすことにも力を入れたいです。わくわくするような研究テーマや先進的な応用事例を発信し、ゲームという身近でクリエイティブな領域でAI研究・開発を行う魅力を伝え、次世代の研究者・エンジニアを育てていくことを、自分の重要なミッションの一つとしています。
業務割合
キャリアポジション
