開発をはじめたきっかけは?
大学に入学してすぐに開発を始めました。きっかけは父が趣味でアプリ開発をしていたことです。父のアプリが当時1000ダウンロードほどされていて、「自分の父親が作ったものを1000人が使ってくれている」という事実に大きな驚きを覚えました。元々ものづくりが好きだったこともあり、「自分の作ったものを多くの人に使ってもらいたい」「誰かの手に届くものを作りたい」と思ったのが、開発にのめり込んだきっかけです。
学生時代に熱中していたことは?
学生時代に一番熱中していたのは、個人でのアプリやゲームの開発です。「自分の作ったものを多くの人に使ってもらいたい」という思いから、ゲームに限らずAR・VR・ツール系など幅広く挑戦しました。どうすれば多くの人に届けられるかを考え、旬のテーマや継続的にニーズのある領域を選び、企画・開発・分析を繰り返していました。中でも特に熱中していたのは、ユーモアあふれるゲーム開発です。もともと面白いことが好きで、自分が仕込んだユーモアや遊び心がYouTuberやゲーム実況者を通じて広がり、認知が一気に拡大していく体験はとても刺激的でした。その結果、学生時代に開発したアプリは累計40万ダウンロードを突破。自分のアイデアが多くの人に届き、プレイされ、楽しんでもらえることの喜びが、アプリ市場・ゲーム市場に対する情熱をさらに高める大きな原動力となりました。
サイバーエージェントに入社を決めた理由は?
入社を決めた理由は、大きく3つあります。まず、幅広い事業展開をしている点に惹かれました。ゲームに限らず多様な領域に取り組んでいて、さまざまな人との出会いや刺激を通じて成長できる環境だと感じました。次に、若手が活躍できる文化です。インターンを通して、若手社員が事業を引っ張っている姿を実際に見て、自分もここなら早くから挑戦でき、大きく成長できると確信しました。そして一番大きな決め手は、圧倒的な成長実感でした。1ヶ月間のインターンを通じて、短期間ではありましたが、「人生で一番成長した」と思えるほどの経験を得ることができました。先輩社員からの手厚いフィードバックや実務経験を通して、短期間で大きく成長できたことが、入社を決めた最大の理由です。
数ある事業部の中から、SGEに決めた理由は?
学生時代に一番熱中していたのがゲーム開発だったため、自分の強みを最も活かせる環境はここだと感じました。内定者バイトでGOODROIDで働いた際、まず事業内容の面白さと幅広さに強く惹かれました。さらに、若手社員が裁量を持ってチャレンジしている姿やその姿勢に刺激を受け、自分にはないスキルを持つ社員から多くを学べる環境だと感じました。加えて、内定者バイト期間中から実際に裁量を与えていただき、挑戦できる機会を得られたことが、「ここで働きたい」と思う大きな決め手になりました。そのような背景から、SGEを志望しました。

入社後のギャップはありましたか?
入社後のギャップは特にありませんでした。もともと裁量権の大きさや若手の挑戦を大事にする文化に魅力を感じて入社しましたが、新卒の段階から実際に任せてもらえる環境があり、想像していた通りに挑戦することができています。むしろ、想像以上に成長できる環境だと実感しており、ポジティブな意味での驚きが大きかったです。
今の仕事内容とやりがいは?
現在は、グローバル市場向けにハイパーカジュアルゲームを開発し、世界に発信しています。仕事内容の中心は、組織戦略や事業拡大のための戦略立案、そしてエンジニアチームのマネジメントです。新規ゲームをどう成長させるかを考え、開発全体を推進しています。また、事業拡大を見据えて AI推進などの新しい取り組みにも幅広く関わっています。やりがいを感じるのは、日本だけでなく世界中に自分たちのコンテンツを届けられることです。市場分析から開発・リリース、ユーザーの皆様の声やKPIをもとにした改善までを高速で回し、アプリをスケールさせていくプロセスに大きな達成感があります。さらに、グローバル市場の特性として「USランキング1位」や「ダウンロード数で世界トップのパブリッシャー」といった 明確でわかりやすい目標 を掲げられるのも魅力です。その目標に向けて戦略を描き、成果が数字として現れる瞬間に強いやりがいを感じています。
今までで一番印象に残っているプロジェクトや出来事は?
最も印象に残っているのは、スタジオを立ち上げた時から掲げていた「全米一位のタイトルを獲得する」という目標を、『SnowRace!』というゲームで達成できた瞬間です。速報が出たのは土曜日で、急遽メンバー全員が集まり、その達成を分かち合ったことを今でも鮮明に覚えています。まさに「ようやく達成できた」という強い実感がありました。当時はエンジニア開発責任者として、スタジオ全体の戦略立案や企画、チームマネジメントに携わり、メンバーと共にプロジェクトを推進していました。立ち上げ当初から「全米1位」を毎日合言葉のように口にしながら、全員でその目標に向かって走り続ける日々でした。この経験から学んだのは、高い目標を掲げ、その実現に向けて戦略を一つひとつ積み重ね、改善につなげていくことの大切さです。そして何より、大きな目標に対してチーム全員でベクトルを合わせ、共通のゴールに向かって力を注ぐことが成果につながるのだと強く実感しました。

SGEで身につくスキルは?
身につくスキルは5つあります。1つ目は、「プロダクトへのこだわりと探究心」です。「どうすればもっと面白くできるか」を追求するメンバーが多く、その環境の中で自然とプロダクトに真摯に向き合う姿勢や、粘り強く改善を続ける力が培われます。
2つ目は、「市場とデータを見据えた戦略力」です。常に変化する市場を分析しつつ、アプリ内のKPIなど具体的なデータをもとに改善の糸口を見つけ、戦略を描いていく力が身につきます。市場に向き合う姿勢とデータドリブンな思考を組み合わせることで、柔軟かつ実効性のある戦略を立てる力が養われます。
3つ目は、「 チームで大きな成果を出す力」です。熱量が高く、本気で挑戦する仲間と共に、チーム全員でベクトルを合わせて共通のゴールに向かって取り組む経験を通じて、大きな成果を出すための力が磨かれます。
4つ目は、「コミュニケーション力」です。スピード感ある開発を進めるためには、チーム内での密な議論や意見交換が欠かせません。その中で、お互いの意見をしっかり汲み取り、建設的な議論を通じて戦略を磨き、プロジェクトをより良い方向へ進めていく力が身につきます。
最後は、「スピードとクオリティを両立させる力」です。限られた時間の中でも質を担保しながら開発を進める経験を通じて、スピードと完成度のバランスを取る力が身につきます。
今後の目標は?
売上・ダウンロード数ともに世界No.1のゲームスタジオを実現する。この高い目標に向かって、チーム一丸となって、戦略を一つひとつ地道に積み重ね、世界市場で常に勝ち続けられる組織とプロダクトを創り続けていきたいです。
業務割合

キャリアポジション
